募集背景

• ・アジア地域での採用を強化している外資系IT企業C社から、同地域を統括する人事部長を採用したいという依頼があった。
• ・これまでは、米国本社の採用担当が各国のエージェントを利用して採用活動を行っていたが、そろそろアジア地域の採用を取りまとめる人物を採用する必要があった。

コンサルタントの行動

通常、アジア地域を統括するHRディレクターという名目で募集を行うと、かなりベテラン層が集まると予想されます。しかし、C社の現状を考えると、自身でも実務を行いながらも部下のマネジメントをこなすような、フットワークが軽い働き方ができる方が適切ではないかと思いました。

この職種は、HRディレクターという統括する立場であるものの、米国本社およびアジア各オフィスとのやり取りをしながら、小さなチームで機動的に業務にあたる必要があるため、物怖じせず、自主的に動ける方を希望していました。

そこで弊社では、社内リクルーターとして採用されたものの、上司の退職に伴い、本社とのやり取りから採用実務に至るまですべて担当せざるを得ない状況が続いていたR.A 様にアプローチを行いました。

R.A 様にとっては、現職と同様の業務内容ではありますが、本ポジションはマネジメント職であることから、中長期的にみたキャリアアップとしては良い案件となります。

R.A様は入社直後から、採用実務に直接関わることや本社への直接連絡に抵抗なく仕事を進められています。また、前職にはなかった自由に動ける環境が手に入り、充実した日々を過ごしています。現在は、アジア地域各国に採用担当を置くまで事業が拡大しており、名実ともに人事部長という重責を果たされていらっしゃいます。